で、ササメケって何?

ササメケ (#02) (角川コミックス・エース)
ゴツボ×リュウジの「ササメケ」最高!
脱力系サッカー風味青春グラフィティっていうような帯文字に惹かれて、
まず2巻まで買ってみたところ。
なんですか、この脱力的大爆笑は?!
サッカー漫画でもなく、青春なんだが友情を全面に押し出す風もなく、
ラブもあるはずなんだが、そのへんに転がしてある程度だし。
やたらと、お前は誰なんだよ!!という感じで登場しまくる濃いキャラたち。
あっという間に5巻を読破。
しかも何度読んでも笑えそうな、このツボは、一体何だろう。
ああ、いい漫画を読んだ。
最近の漫画などは、ほとんど読まないのですが、ふと手に取ったものが、
これだけ当たると嬉しいものだ。
長浜楽市、安土桃山、安土城八日市一、曳山まつり米原乗継、
近江舞子奥びわ子・・・
アントニオ・カルロストシキ多賀・・・
その他諸々もろもろの名前が、なぜか滋賀県風味の物が多いのも、
何とも味わい深い。
私は、曳山まつりが、名前の響きだけでも何だか好きだ。
官能小説を堂々と読む米原くんとか、安藤政信を思わせていい感じだ。
最後の最後まで、ほんとに脱力させられました。