スジナシ!「親父!」

面白いなー、これ。
とりあえず、白シャツ高校生風の妻夫木くんのいでたちだけで、サンキュ!って感じなんですが。
今回、宮藤官九郎さんが用意してくれた設定について、つるべさんと妻夫木くんが喋ってる時、クドカン脚本で仕事したことあるか?ってつるべさんに聞かれて、ドラマ2本に映画「69」の名前出して、「DVD買ってください!」って笑顔満開で宣伝してくれた、嬉しいなー、ちゃんと把握してるのねって。
セットは、とある学校の何部ともつかない部室、そこに妻夫木くんがいて、外からつるべさんが入ってくるという始まり方。
竹刀を持ってガラッと戸を開けて入ってくるつるべさんに「親父!」と先制攻撃を仕掛ける妻夫木くん。
終始、妻夫木くん攻撃で話は進んでたなー。
お母さんがアメリカ人っていう設定以外はね(笑)。
この時は、もう表情が見えないほど俯いて悩んでる振りしながら、次の流れの作戦を考えていたけど。
とりあえず、つるべ父の教え子との浮気?、別居してロスへ帰っているアメリカ人母、その教え子がエッチ系雑誌に出てるとか(笑)、右肩を痛めて野球を諦めて自棄になってる息子・妻夫木、そして父の謝罪&ロスで手術をして野球を続けさせようと説得、息子・妻夫木の涙…
この涙、うるうる瞳と唇かみ締め系で、なんつーあざとい表情しやがるんだ、この子は!って魅入ってしまったわ(笑)。
でも、つるべさんが考えてた先生と生徒、又は定時制高校の同級生同士っていう設定での会話も聞いてみたかったなー。
特に同級生、歳の離れた同級生同士って興味深いよね。
今回の父と息子は、まぁありがちな話ではあるけれども、とにかく攻める責める妻夫木くんキャラってのが良かったですね。
高校生には見えないだろ、と妻夫木くんの格好を見て言うつるべさん。
いや、マネージャーには高校生でイケると言われたと、普段はしないピアスとネックレス、学生ズボンを少し下げて腰で穿いてるし、と。
高校生風な立ち方をしてみせる妻夫木くん、69系でよかったわー。
でもあれは古い時代の高校生だから、腰で穿いてはいないけど、わざと普段より筋肉落として華奢な体つきにしてたから、特に高校生で違和感なかったな。
後、つるべ&クドカン&妻夫木の3人でスジナシ!
部室で男のユニフォームを盗む「サンタクロースの男」にされたクドカンの戸惑いぶりが面白かった。